どうも、Riotz Works のうさぎ(@lopburny)です!
昨日、年内予定していた全ての用事が終わり、年末の連休に突入しました。僕は例年クリスマスが終わった時点でそわそわして集中力が持たなくなりますが、今年は色々あって今日からやっと休暇に入ります。
そして Riotz Works も結成から1年が経過し、個人的にはここ数年で最も忙しく過ごした1年で、充実できた1年だったと思います。
一方、反省点も多々あり、ちゃんと振り返って来年の活動に活かしたいという気持ちもあります。この記事は、そんな Riotz Works での活動を振り返り、発表では言えなかったこと、私が感じたことをつらつらと書いていきます。
2018年のうちにやってきた発表
※ 2018/12/29 時点
これ、ちょうど1年前は、たったの1行でした😂
まさかこのページが埋まるとは、想像していませんでしたが、何事もチャレンジしてみるもんですね。Riotz Works の活動は、今のところ仕事というわけではないので、メンバーの 100% ピュアなモチベーションでやってこれたのも効果的だったと思います。
スマートデバイスとクラウドサービスを自動パーソナライズする IoT バックエンド開発チームにおける Agile と DevOps プラクティス
@Agile & DevOps 勉強会、 発表資料はこちら
2月、@lulznekoと@lopburnyが発表しました。Riotz Works が結成して 1回目の発表が Serverlessconf Tokyo 2017 という大きくてパブリックな発表だったのに対して、今回(2回目)は Closed な勉強会だったので比較的緊張はしなかったです。
しかし、タイトルにもあるように、勉強会のテーマは Agile や DevOps といった開発プロセスなので、参加者のみなさんが必ずしも Web やクラウドに明るいわけではなく、様々なバックグラウンドを持つ人にどう伝わるか悩ましいところでした。
中盤の自分のパートが AWS に触れたことがない人には分かりにくい内容だったと自覚し、補足説明をたくさん入れるようにしましたが、本番では早口で突っ走るような話し方になっていたかもしれません。
発表後、「刺さる人には刺さった」というコメントをもらったときは嬉しかったです。
Java から TypeScript へ切り替えて加速するサーバーレス開発
@JJUG CCC 2018 Spring、 発表資料はこちら
5月26日。@lulznekoの単独発表です。
AWS Lambda は、リリース当初から現在に至るまで、Java ランタイムを選択すると必然的に Cold Start に悩まされることになります(Cold Start を無視してもいいケースなら問題になりません)。この問題に対するアプローチはいくつかあると思いますが、私たちのチームが身をもって実践してみたことで、「Java 開発者において、TypeScript は良い選択になり得る」というのがポイントになります。
発表会場が開始後すぐ埋まり、立ち見の方もいらっしゃるほど盛況でした。このアプローチに対するフィードバックは賛否両論ありましたが、みなさんにとって興味深い内容だったのではないかと思います。
リアルタイムの共演と参加型観戦で音楽を最高に楽しむ🎶「ラップ、タップ、アップ」
@SPAJAM 2018 東京D予選、 発表資料はこちら
6月16日~17日。今回はカンファレンスではなくハッカソンです。@lulzneko、@javaponny、@lopburny3人で出場しました。メンバー全員初めてのハッカソンで、Riotz Works としても初です。もともとこの SPAJAM というハッカソンには注目していて、Riotz Works 結成前から「出てみたい」と何度か話したことがありました。そして、思い切って、エントリーしたのです。
1日目の朝、そわそわしながら会場へ向かい、午前のアイディアソンを終えて、ハッカソンのテーマ(音楽)が発表されました。会場近くの築地市場で海鮮丼を食べながら、どうする?何作る?と議論をはじめ、私が思いついたのが、このラップバトルです。言ってみたものの、これどうやってつくるの、やばくね、みたいな感じでした💦
ラップバトルのサービスは世の中にいくつも存在しますが、僕はよりインタラクティブな演出がいいなと思ったのと、ラップバトルの「対戦」と「観戦」を 同時にかつリアルタイムにできる仕組みを作ることで差別化を図りました。いわば Twitch のゲーム実況ストリーマー同士が即座で対戦を始め、その様子をそれぞれのチャンネルで数百〜数千の人たちが観戦しながらコメントやヤジを飛ばす様子。そういうのが作りたかったです。
果たして作りきれるだろうか。。。午後から真面目に調査します。数時間ほどでなんとか SkyWay のサンプルを動かすことができました。夜になって会場を出た時点で、ようやく翌日の発表に向けた最も基本的な機能(リアルタイム動画ストリーミング)ができました。そして、夜も気を抜くことはできません。オールナイトで作業して30分ほど仮眠を取り、発表直前まで開発を進めた結果、なんとかデモができるところまで作れました。
結果は・・・なんと、優秀賞をいただきました!!
今でもあの感動を忘れられません。恐らく今年起きた出来事の中で最強のインパクトでした。。
そして帰りに飲んだビールは間違いなく今年飲んできたビールの中で最高の味でした。😂
残念ながら SPAJAM の本選に出ることはできませんでしたが、次はもっと進みたいと思います!!
リアルタイム動画ラップバトルアプリを短時間で作り上げた完全サーバーレスな被疑
@Serverlessconf Tokyo 2018、 発表資料はこちら
9月29日。@lulzneko、@javaponny、@lopburny3人で発表しました。Serverlessconf Tokyo での発表は、去年に続き2回目となります。夏のハッカソンの余韻がまだ残っていて、この発表の準備にも気合が入りました。特に、会場スクリーンのアスペクト比が 48:9 という、ものすごく大きくて迫力のある会場だったため、わくわくしつつもかなり緊張していました😂
気合を入れて会場に着き、生でみる会場の広さとスクリーンの迫力にびっくりしながら、デモの準備をしました。ちゃんと動くのを確認してこれはいける!と思ったんですが、本番では開始とともにデモが固まって動かないことに。そういうことにならないよう、開始10分前からアプリを立ち上げた状態で待機したのですが、なぜか開始のタイミングで 僕のスマホが固まってしまったんです。えーーー、なんで。。。ショック。。。とパニックになってしまった僕は、落ち着いて話すことができず、発表中に焦りを出してしまった気がして反省しています。
当時@lulznekoが言っていたように、「デモが動かないことは、よくあることですね」と、一旦落ち着いて進めていき、メンバーが対応してくれることを待つべきだったことを学びました。
幸い、メンバーが対応してくれたおかげて、発表中にデモが復旧し、ハッカソンで作ったアプリを披露することができました。また、サーバーレス関連の色んな方々とお話ができて、他の発表についても、どれもすごく勉強になったので、貴重なイベントでした。
Vue.js/Nuxt.js で実現できた PWA なリアルタイム動画ラップバトルアプリ
@Vue Fes Japan 2018 Reject Conference、 発表資料はこちら
11月10日。@lulznekoと@lopburnyが発表しました。前回の Serverlessconf ではバックエンドの内容がメインでしたが、今回はフロントエンドにフォーカスした話です。元々、Vue Fes Japan そのものにエントリーしましたが、枠が非常に限られていたらしく、採用にはならずとも魅力的な内容だということで、 Reject Conference に参加させていただくことになりました。
Riotz Works のメンバーは、全員フロントエンド以外の領域を得意としています。ですが、フロントエンド/バックエンドの領域にこだわらず、思いついたことは自ら形にしていくことが大事だと思っていますし、ハッカソンでものを作っていく中で、人の目にダイレクトに届くUIの重要性と楽しさに気づいてしまったので、もっと極めたいなと思っています。
今回の発表は、今まで数を重ねてきたこともあり自信持ってできた気がして、懇親会でも色んな方々とお話させていただき、個人的に最も楽しくできた発表でした。
Vue.js/Nuxt.js と TypeScript で実現する PWA なリアルタイム動画ラップバトルアプリ〜フル Node.js エコシステムで戦ったモバイルアプリのハッカソン〜
@東京Node学園祭2018、 発表資料はこちら
11月23日。@lulznekoと@lopburnyが発表しました。今回も話のネタそのものは変わらないですが、Riotz Works が Node.js を使い始めて、2018年をどう過ごしたかという集合体のような内容です。またサーバーサイド(Node.js)→フロントエンド(Vue.js)→Node.js環境全般 という流れができたのと、Node.js コミュニティでの発表ということで胸が熱くなりました。
発表も比較的慣れてきたところで順調に進みましたが、React 界隈の方々が多く、前回よりは重い空気になることもありました。ですが発表の順番が最後で、たくさんの方々に聞いていただき、たくさんフィードバックをもらえたので、かなり手応えのあったイベントでした。
2018年を振り返って、よかったこと
あえて2点にしぼると、こんな感じです。
- ハッカソンに出て、アイディアを形にできたこと
- 次々と発表が決まり、絶え間なくイベントに参加できたこと
2018年を振り返って、反省したいこと
たくさんありますが、これも2点にしぼります。Riotz Works というより個人的な話ですね。
- タスクの優先順位を考慮した、自分のリソース管理
- 発表以外のアウトプットができていない点
当たり前な話ですが、何らかの活動を継続して進めていくためには、自分の体力・時間などのリソース管理を上手にできることが重要なポイントかなと思います。
僕は思いつきとその時のモチベーションに左右されやすいタイプで、できないことも意地を張って挑戦し続けたりするので、無駄にした時間が結構ありました。目標やコミットしたことに対して確実に結果を出すためには、もっと冷静に自分を見直して、シビアにならないといけないですね。
あと、もっとブログ書きたかったのですが、上記のリソース管理ができなかったせいか、できていません。書きたい話は結構あります。2019年からばんばん出して行きたいと思います。
終わりに
ちょっと長くなってしまいましたが、いかがだったでしょうか。
Riotz Works は 2019年も楽しく活動していきたいと思います。みなさん良いお年を〜