新しい朝が来た希望の朝だ、発表の朝だ!
デブサミでの発表の朝を迎えて、発表者 lulzneko は絶望していた。
なんと発表資料が完成していないのです 😱
2019年2月14日~15日に開催された Developers Summit 2019(通称:「デブサミ」)で、『サーバーレスで最高に楽しめるアプリ開発』と題してサーバーレスにまつわる発表をしました。その発表の舞台裏ということで、発表者が当日何をしていたのかを綴ります。
シリーズの記事
- デブサミ 2019 で サーバーレス開発の楽しさについて発表をしました
- デブサミ 2019 Ask the Speaker で 頂いた QA まとめ
- 発表者は、その日何をしていたのか - 発表の舞台裏 DevSumi 2019 編(本記事)
デブサミ概要
発表したイベントデブサミですが、技術書籍で定評のある翔泳社さんが開催している “技術者コミュニティとの連携から生まれた総合ITコンファレンス” です。
今回はDevelopers Summit 2019 冬のイベントで、ホテル雅叙園東京で開催されました。よく結婚式などで使われ、建物内に滝と庭園があるすごい場所です。
会場入り
ストーリーとスライドの配置は完成していて、そこに載せる図ピタゴラ装置を組み立てる 楽しみの章で使うものが間に合ってなかったというレベルなのですが、慌てて PowerPoint を操作する朝から始まりました。
lulzneko は遅筆で資料の一部が、間に合ってないことが結構あったりします。
今回はデブサミの次週に JAWS DAYS での発表もあるため、早めに着手したのですがギリってしまった。
あまり本質的でないところとかでも、気になってしまったり、こだわったりしてしまうのが原因なのですが。。。
スライドや文章、図が早く作れる方はうらやましいです。
急いでスライドを完成させ、所用を済ませと、あわただしく過ごして午後一の会場入りをしました。
なおデブサミの運営さんからは、”講演開始50分前までにご到着ください。” とのことですが、やはりセッションを見たいので早く到着するに越したことはないですね。
(資料の都合というより所用があって午前入りできなかったのですが、午前中のセッションも聴きたかった)
会場である雅叙園は実はエントランスとは別の裏道があります。
目黒駅を出て雅叙園に向かう、あのヤバい坂に差し掛かる手前で左に曲がります。住宅地のような感じもある道ですが、気にせず進むと右にアマゾンジャパンさんのオフィスへ行く道が出てきます。
実はこれが裏道で、アマゾンジャパンさんのオフィスへ入り、すぐに右へ行くとなが~いエスカレーターが出てきます。これを降りると、エントランスから入って左手に見えてる庭園へ出ることができます。
あのヤバい坂は急で長距離なだけでなく、車もバシバシ通るので裏道(こっちも車は結構通るのですが)を使いたいところ、もちろん使わせてもらいました。(目黒駅に帰る場合はエスカレーターで登れるので、裏道のが断然いいですね)
受付
無事会場入りできたので次は受付です。
雅叙園は結婚式などでも使われる素敵な場所で、エントランスを入ってすぐに素晴らしい庭園とお洒落なレストラン街があります。
はじめて来ると、IT イベントはやってなさそうな雰囲気に焦りますが、気にせず奥まで進むと、デブサミの看板のあるエスカレーターが出てくるのでビビらずに進むのが大事です。
エスカレーターを上がり2階へ着くと受付がありますが、発表者は3階まであがり、発表者受付に進みます。
こちらも “3F控室前の受付へお越しください。” とメールの案内にあります。
受付で、自分の名前を発表時間、lulzneko の場合ですと「15-B-6 サーバーレスで最高に楽しめるアプリ開発」といった感じで伝え、名刺1枚を渡します。
スピーカーパスをもらって、自分の名前を書きます。
せっかくなのですが名前を書いても、ぱっと見でわからないので印刷したアイコンの切り紙を持っていて、それも差し込んでいます。
受付が終わると、”講演開始30分前” までには控室にいるようにとの説明を受けます。
あとは時間までフリーなのでセッションを楽しんだり、控室で作業したりできます。
セッションは事前登録なしでもスピーカーパスで入ることができます。
ただし lulzneko は、リハーサルに参加してなかったので、流れの確認と接続チェックがあるので、まずは控室入りとなりました。
※ 発表者受付では入場者バッグは配布されていませんでしたが、2階の受付でスピーカーパスを見せたらもらえました♪
控室 & 流れの確認
セッション用に使っているのと同じ規模の部屋になります。
長机に椅子、電源、コーヒー、お茶、スナック、お弁当が用意されています。
電源が豊富に用意されているのがありがたいです(ACアダプター忘れましたが)。発表前に少し手直ししたり、作業したりすることがあり、電源がないとバッテリーの心配が出たりするので重要です。
スタッフの方より名前を呼ばれ、流れの確認に入ります。
スピーカー事前確認フォームで入力した内容を元に、会社名や名前、タイトルを確認します。進行の方が始まりに名前を呼んでくださるためですね。
続いて機材の確認で PC だけ、音声や映像の再生は不要、スマホを使うが接続の必要なしなどを確認し、ディスプレイへの接続チェックをします。
VAIO は HDMI、VGA どちらもいけるほか、接続問題もほぼなく助かってます。一度だけ HDMI はつながらなかったことがあったのですが、ケーブルが長すぎたと思われます。
続いて、バックアップの確認になります。
こちらも事前フォームで PDF を提出したものの確認になります。”必ず2/12(火)までにバックアップデーターを提供する。” こと案内があったのですが、当日の午前中に提出でした 🙇
PDF を提出はしているのですが、実は発表資料はウェブアプリでできています。(ラップのアプリを埋め込みで動かしたのは、この仕掛けだったりします)
発表用のバックアップとしては、ウェブアプリが必要なので Google Chrome でプレゼン URL へアクセスしてもらいました。
その際に URL をうまくお伝えできずに、テキストファイルを作って USB メモリーへコピーしたのですが、スタッフさんより「USB メモリー を PC へ接続して大丈夫ですか?」との確認があり、きちんとされてるなぁと。
そして電源の確認。
忘れてしまったことを素直に白状し、使わないようにしてバッテリーが大丈夫なこと説明しました。
スタッフさんを、とても悲しい表情にさせてしまいました。すみません 🙏
発表者の移動動線
最後に、発表時の流れの説明を受けます。
受付時に以下のようなカードをもらっており、こちらの説明です。
雅叙園は結婚式などでも使われており、そのための裏動線が用意されているとのことです。すごい!
控室は図の「C会場 Ask the Speaker」の上の部屋になります。
その部屋のエスカレーター側入り口とは別の裏口から出て、エレベーターへ回ります。
そして2階に行き、各会場へ入るという流れになります。
確かにデブサミ級のイベントになると、参加人数も多いですし、入り口で事前登録のチェックなどをしているので、発表者が入り口から入ってくると都合が悪そうです。
このような観点からも会場選びとかされているのでしょうね。ザ・プリンス パークタワー東京 が IT系イベントで使われているのも、もしかしたら?
なお Ask the Speaker の受ける場合は、発表終了後に退出される参加者さんへ突して所定位置へ移動するとの説明を受けます。スタッフさんから「私がお客様を掻き分けて進むので、しっかり付いてきてください」とのことです。
まぁ、確かにメイン動線へ戻るためのルートはなさそうですし、早く Ask 席へ移動すること、またスタッフさんを次の発表者につけるためにも突るしかないのでしょう。
以上、説明を受けてフリーです。
コーヒーを堪能して心を落ち着け、セッションとブースへ!
発表 30分前
控室に待機し、発表準備に入ります。
スタッフさんから名前を呼ばれ、先ほど説明を受けた裏動線で移動開始です。
「B会場なので厨房を通ります。気を付けてください。」
「みなさま、ここを通る時は楽しそうにしてます。やっぱり珍しいんですかね。」
「昨日は厨房でケーキを見ていたら食べたくなって買いました。1階で売って、とてもおいしいですよ。」
「こちらで少々お待ちください。」
と、適切なナビを受けて会場裏に到着です。
倉庫のような場所の丸椅子で少々待機。30分前に移動してるとはいえ、20分の休憩があるので直前の発表の、ほぼ終了時点で待機場所到着です。
自分の資料を見直す時間もなく莫大な拍手が聞こえ「入ります。どうぞ!」の案内。
正面のすぐ横から入ってセッティング。
進行の方から名前等の最終確認を受け、発表用の「雅叙園ウォーター(秩父源流水)」をもらいます。
そして、電源の確認。
また進行のスタッフさんを、とても悲しい表情にさせてしまいました。すみません 🙏
発表者ツールとしては、まず演台の下に正面投影用と同じ内容を表示するディスプレイがあります。
こちらへ事前に映しておき、切り替えたらすぐに表示されるようになっています。すごい。
(デモのときに QRコードをスマホで撮るためにしゃがんだのが、このディスプレイです)
客席正面の真ん中に大きなカウントダウン時計があります。演台の手元にもカウントダウン時計があります。
正面のは、とても大きく見やすくて助かりました。(手元のはなぜか動いてなかった)
マイクはワイヤレスで、ハンドマイクとピンマイクがあります。
持っているほうが安定するので、ハンドを選びました。
レーザーポインターもあります。
普段は投影画像を直接指さすのですが、さすがに届かないのでお借りしました。
発表用スライドの URL をツイート。
このあとの#devsumi#devsumiB【15-B-6】15:15 ~ の
— lulzneko (@lulzneko)2019年2月15日
「サーバーレスで最高に楽しめるアプリ開発」の スライドはこちらになります。https://t.co/UBni0lZamF
発表
いざ、発表!
ご清聴ありがとうございました!!
たくさんのツイートありがとうございます!!
デブサミ2019【15-B-6】サーバーレスで最高に楽しめるアプリ開発 #devsumiB - Togetter
Ask the Speaker
お片づけをして、Ask 席へ向かって突ります。
スマホの片づけとかあったので、お待たせしてしまいました。すみません。
10名ぐらいの方に来ていただきました。ありがとうございます!!
いただきました質問はできる限り思い出してメモりましたので、別途まとめを書きます。
[2019.2.23 追記] こちら『デブサミ 2019 Ask the Speaker で 頂いた QA まとめ』にかきました。
何か気になることなどQAや、またフィードバックなどありましたら、Twitter@lulznekoへ DM をいただければと。オープンになっているので、とくにデブサミに限らず気軽にいただければと。
おわり
発表用スライドの URL を再度ツイート。
これまでは発表前だけだったのですが、あるTwitter の 投票で、発表後にスライドを共有してほしいというのが1番だったので再度ツイートするようにしました。遅くなってしまったので、お片づけ時にツイートすべきでした。反省。
(発表前は2番だけど、発表時に手元へあるといいこともあるので)
devsumi devsumiB 【15-B-6】「サーバーレスで最高に楽しめるアプリ開発」発表終了。
— lulzneko (@lulzneko)2019年2月15日
ご清聴ありがとうございました。Ask も 来ていただき、ありがとうございます。
先ほどの資料はこちらになります。気になる点などのQAやフィードバックなどありましたらお気軽にDMください。https://t.co/UBni0lZamF
エゴサして、Like、RT、Follow-、バッテリー切れ…
以上、発表者の一日でした。
色々しでかし気味なヤバい一日でしたが、無事発表を終えることができました。
いろいろなイベントで話をする機会をいただいておりますが、スタッフさんとの濃密なやり取りや、裏動線を使った移動などははじめてで、これはぜひ伝えたいなと思い書いた次第です。
文才があったら発表者目線な読み物にしたかったのですが、ムリかったので淡々と描く形になりました。
発表者サイドではありますが、舞台裏がどうなっていたのか少しでも伝わりましたら幸いです。
次回は、2019年2月23日(土) 15:10~JAWS DAYS 2019で『AWS x JAMstack で構築・運用するサーバーレスなWeb Front』のお話をします。 もしよろしければ、お越しください。
また、ちょっと来て話をしてよ、といったようなことなどありましたら、Twitter DM を@lulznekoへ気軽にいただければ幸いです。
これまでの発表歴はこちら [[Slides | Riotz.works]https://riotz.works/slides](https://riotz.works/slides/になります。
聴きに来てくださり、ありがとうございました。
スタッフの皆さま、支援ありがとうございました。
そして、ここまで読んでくださり、ありがとうございます。