心に刺さる名刺のつくり方セミナー 〜東京編〜 参加レポート

2019年3月30日に開催された「心に刺さる名刺のつくり方セミナー 〜東京編〜」に参加したのでレポートです。

心に刺さる名刺のつくり方セミナー 〜東京編〜 概要

今回参加した心に刺さる名刺のつくり方セミナー 〜東京編〜は、ストーリージェニックな名刺デザイナーの「上司ニシグチ@a_design_linkさん」と、ズルい名刺専門デザイナーの「くわたぽてと@potato_kuwataさん」が開催するイベントです。

大阪で開催され大人気だったイベントを、今回は東京での出張開催となりました。
たまたまストーリージェニックな名刺の作り方 〜フォトグラファー 宇野さん編〜の記事を TL で見かけ、興味を持っていたところでの東京開催となり参加させてもらいました。(チケットが一瞬で売り切れたのには焦りました。購入が間に合ってよかった💦)

基本的にはデザイナーさん、クリエイターさん向けのイベントですが「フリーランスとセルフブランディング」というキーワードからRiotz.worksというブランディングに活かしていけたらという思いから参加しました。あとは Web系、フロント系のエンジニアさんに会えるチャンスがあったらラッキーかなぁと(SPAJAM 2019応募のチーム作り)

主な内容

開場早々に名刺交換会が始まっており、到着早々に名刺交換というハードルの高いミッションが待っていました💦
会場は約60人の満席。最初のアンケートでクリエイターさんデザイナーさんが9割という感じです。高校生のデザイナーさんから業務で携わっている方と幅広く集っている感じです。この内容でエンジニア、しかもフロント系ですらない人が来るってのも珍しいかもしれません。

上司ニシグチさん&くわたぽてとさんの自己紹介

お二人とも大阪の人。
デザイン振興会のイベントで出会って意気投合して組んで活動されているのだとか。10歳年が離れているとのことですが、とても仲良く息の合った感じでした。いいなぁ。

上司ニシグチさんは、名刺専業ではないがストーリージェニックな名刺の作り方としてご活躍。
くわたぽてとさんは、名刺専業大阪のズルい名刺専門デザイン事務所 ヤオヤ屋さん。

お二人とも朗らかで楽しくて漫才をしているかのような感じでお話されており、楽しくて聞き入るのですが、うっかりすると楽しい思い出だけで、大事な内容が頭に残らない危険がはらむ予感の幕開けです。
(参加者が笑いはするけど、流石にツッコミまではないのですが、大阪でやった会ではどうだったんだろう。ドッカンドッカンいってる感じだったのだろうか)

名刺への愛を語る(名刺についての考え方)

お二人の名刺の歴史。

くわたぽてとさん
最初は一般的な名刺の形から入り、ビックリマンのシールのような形にしてみたところ反響が。「口下手でも心に刺さる名刺」という観点に気づき方向性を持つことに。3枚目で「くわたぽてと」になり、さらに4枚目で名刺は名刺入れから出すのひっくり返して自分で取ってもらう形に。
SNS 時代において名刺は連絡先を記載するのではなく、人の心に残ることが大事。

上司ニシグチさん
ガム、ファミコンカセット、タバコとガワから入っていった。手作りでカッターに手折り。すごい。
4枚目で電車の中吊り広告風にして自分を表現するキーワードを入れる形に。

“おもしろい名刺を持っていると、相手が話をしてくれる。口下手でも自分で話をしなくてよい”そして“名刺入れから名刺を出すを、ポテチの箱からとってもらうに逆転するだけでも話題に”と。
確かにその通りですね。私も初対面の人と話をするのが苦手なので、その観点からも名刺を考えていくって大事。IT エンジニアでは懇親会で困るなら登壇すればよいといわれているのと同じですね。

そして“SNS の時代だから連絡や話は SNS でする。名刺は SNS への導線”、“名刺は一番読んでもらえる媒体。知ってほしい情報を載せるべき”は、なるほど!と。
名刺はもらった時にすぐにしまわない(という慣習だ)から、またとりあえず目を通すし。そこに使いもしない電話番号が載ってるだけよりも、他の情報を載せているほうが意味ありますね。

名刺おそるべし。深いな。。

セルフブランディングの考え方 ⇒ クリエイターとして & 心に刺さる名刺のつくり方

デザイン論、お客さまとのコミュニケーション、価格の決め方、アイデアの出し方、これまでの作品など。QA を交えて。(※ 有料セミナーなのでちょっとだけ)

デザイン、これ実態は SNS、そこへの導線がメッセージ。“名刺はラブレター”。

ヒアリングはどうするか、これはシステムを作るうえでもどうするか悩ましいところ。結局のところ「自分が欲しいものは自分ではわかっていない」をサポートし引き出していくのが大事なんだよなぁ。

値下げはしないとのこと。大阪は値切りのイメージ(勝手にそう思ってる)けど、相談されても受けないとのこと。“自分でブランドを下げてしまうし、正規で購入いただいたお客さまに失礼”。まさに“人を見て値段を決めなない”ですね。
これはデザインの仕事にかかわらず共通でしょうし、企業勤めにだって大事なポリシー。

最後に名刺交換&交流会。
名刺のセミナーでありデザインのセミナーだけあって、みなさまステキな名刺を交換させていただきました。ありがとうございます。

とても勉強になりました。クリエイターさん向けとはいえ、エンジニアも個人開発などに手を出せばクリエイターに仲間入り。その視点で考えるとすべてが身になるとても良い時間でした。

Riotz.works の名刺

せっかくなので、私@lulzneko / ラルズネコの名刺と、仲間の@lopburny / ロップバーニーと [@javaponny / ジャバポニー](https://twitter.com/javaponny。
表面のベースは一緒、裏面が各々の SNS アイコン キャラクターになっています。
ITイベントで発表などの活動をするための名刺で、会社とは別のものになります。(なので名前がない💦)

今日のセミナーからすると「誰に何を伝えたいか」ができてない。それっぽく並んでるだけなので要見直しですね。。絵心もなくデザインもできない私が作ったものなので、ここらが頑張りの限界っぽいですが、せめて裏の写真の余白に何か入れようかな。最近は「サーバーレスなサーバーサイドのエンジニア」なフレーズが気に入っているから、あともう1つ「何をご提供できるか」を添えてって感じでしょうか。

そう考えると、大学のゼミの仲間たちの名刺は凄く考えられていすごいなと思い起こされる。

名刺管理って

そういえば名刺管理って皆さんどうしているのでしょう。
私は Eight -https://8card.netを使っています。
TV CM の名刺クラウドをやっている Sansan の個人向けサービスです。

セミナーでの通り、SNS にたどりつければいいから管理はあまりしていないのかな。
会社でも電話自体使うこともなくなってきたし、覚える、思い出してもらえるツールという位置づけになってきたというのもあるよなぁと。

Eightさんは、認識精度がよく日経と連携してニュースが見られて良いです。ただしRiotz.works名刺のように2つの名刺がある場合に管理できないのがちょっと不便。
複数持ってる人ってあまりいないのでしょうが、兼業もあるだろうしなぁ。

結局。会社名刺のアカウントに追加されるので、Riotz.works名刺で交換しても、相手には後日交換した覚えのない名刺が通知されていたりします。

さりとてRiotz.works名刺を追加すると転職した通知が流れてしまうので、それはそれで混乱させてしまうし。
実際に企業勤め+起業された方が、起業した会社の名刺を追加したとので転職通知になり問い合わせが殺到したとのことで元の名刺を追加しなおして再転職通知をされてました。

SNS 時代に合わせた、良い名刺管理方法があるとよいのですが。


IT 関連のイベントやセミナーではない場所、しかも参加者で名刺交換会ありということで、ちょっと緊張しましたがとても楽しい会でした。

自分メモとして、スライド写真も交えしっかり記録しておきたいところなのですが、有料セミナーなのでブログとしては、ちょっとだけ。とはいえ、どっかには残しておきたいので管理の仕組みを作ることを考えねば。

上司ニシグチ@a_design_linkさん、くわたぽてと@potato_kuwataさん素晴らしいセミナーをありがとうございます!

参加者の皆さん、名刺交換ありがとうございます!!
QA やツイートに名刺交換時のお話しなど勉強させていただきました。ご一緒できてよかったです。


次回は、2019年4月3日(水) 18:30~Shiftup! JP_Getshifter Vol3!はじめてのスタティックサイトジェネレーターで『JAMstack で構築・運用するサーバーレスなウェブフロント』のお話をします。 もしよろしければ、お越しください。

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  • Serverless Static Site Generator「Shifter」のデモ&紹介
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